啓林堂書店 メールマガジン
第9号 2010.12. 1
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平城遷都1300年祭、2010年の終わりに思うこと!

いよいよ2010年最後の月。 2~3年前から平城遷都1300年と騒がれ、イメージキャラクターせんとくんの発表時の賛否両論の騒動で一気に全国に広がり、2009年大晦日のカウントダウンで幕が開き、 平城宮跡会場での様々なイベント(4月24日から11月7日まで開催)、県内各地での秘宝・秘仏の特別開帳、関連行事やセミナーなど、 1300年祭一色に染まった、奈良県民にとっては忘れられない特別な一年になった。
奈良関連本も過去に例をみないほどの数が次々に出版され、気軽に手にとって見れるガイドブックから、切り口深く分析した専門書までの充実ぶりで、 書店の店頭も1300年祭一色に染まった一年であったように思う。 私も奈良に関する多くの本と出会ったが、中でも下の三冊は興味深く、天平の一時代を築いた聖武天皇と光明皇后や大仏建立にまつわる歴史的背景を学ぶことができ、 1300年祭が一つのきっかけとなって奈良を見つめ直すことができたことは意義深かった。



来年1月9日には、第5回奈良まほろばソムリエ検定が行われる。 私はまだほんの入り口にしか立っていないが、いつの日か検定を受けて合格できるようにこれから少しずつ学んでいこうと思う。
◆今月の私の1冊◆
「坂の上の雲」(1~8) 司馬 遼太郎 著
(文春文庫)
今月からNHKで第2弾が放送されるのを楽しみにされている方は多いと思う。
恥ずかしながら私はまだ司馬作品を読んだことがなかったのだが、昨年11月29日の第1回放送を見てから原作を読んでみたくなり、読み始めた。
文庫本で8巻。他に読みたい本もあるので、この本を読むのは主に毎日の通勤の電車の中の往復約20分の間と決めた。
最初は調子良かったが正岡子規が亡くなったあたりから読むスピードが落ち、今ようやく8巻目に突入。
1年がかりの読書となった。
私より遅くから読み始めた主人にはとっくに抜かされ、まさにカメのごとくゆっくりではあるが、いよいよ最後のバルチック艦隊との決戦を迎え、
読むのに夢中になり電車を乗り過ごさないように気をつけている。
TV放送とともに楽しみたい。
| ■『宇宙は何でできているのか』 村山斉 著 | ||
| 【幻冬舎新書】 税込価格 840円 | ||
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「宇宙はどう始まったのか」「私たちはなぜ存在するのか」など、宇宙に関する素朴な疑問にやさしく解説してくれている。 弊社HP「スタッフのオススメ本」コーナーでも紹介中。 |
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| ■『海の魚 大図鑑』 石川皓章 著 | ||
| 【日東書院本社】 税込価格 5,250円 | ||
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海の魚約600種を収録。著者は釣暦60年以上の「隔週刊つり情報」のライターでもある。 主要魚種の郷土料理なども盛り込み、食文化の楽しみもプラスした豪華な内容。 釣り人はもちろん、魚類研究、水産漁業関係者にも役立つ大図鑑。 |
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Chat&Chat
毎年この頃になるとカレンダーが最後の一枚になり、月日のたつのは早いとつくづく感じる。 遷都祭も31日で終わるが、関係者の皆様はさぞホッとされていることであろう。 準備期間からすればどれほどの時間と労力を費やされたことか・・・関わった者にしかわからない特別な達成感が胸をよぎるであろう。 大きな事故もなく無事に乗り越えられたのも、大仏をはじめとする天平の仏たちが解き放つ光を受け継いでいるからではないだろうかと、平城宮跡の真ん中を走る近鉄電車の中から大極殿を眺めながらふと思う。新年も平和な一年でありますように、皆様どうかよいお年をお迎えください。 (MH)
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