奈良万葉 井上博道の万葉集の世界

出版年月日:
2025/09/12
カテゴリ
芸術・美術,写真集
著者:
井上博道/写真 茂野智大/監修  ピータージェイマクミラン/訳
出版社:
パイインターナショナル
税込価格:
2,750円
ページ数:
184P
ISBN13:
978-4-7562-5910-3
ISBN10:
4-7562-5910-3

内容紹介

奈良の光と陰に紡がれた、日本最古のうた。
奈良は、今からおおよそ1330年前に日本で最初に都が置かれた場所(現在の奈良県橿原市にある藤原京)です。かつて日本の政治の中心であり、工芸、芸能、食など多種多様な文化の発祥の地でもありました。なかでも『万葉集』という現存する日本最古の歌集は、現在の奈良県である大和を中心に奈良時代に編纂されたといわれています。井上博道は、奈良に息づく『万葉集』ゆかりの風景を撮影してきました。やがてそのまなざしは、奈良を越え、他の土地で詠まれた歌の美しさにも惹かれるようになっていきました。本書には、そうした奈良県外で撮影された作品も4点収録しています。静岡県の三保松原、滋賀県の琵琶湖、そして富士山│それぞれの風景が、遠い昔の歌とやさしく響き合いながら、本書のテーマを彩っています。奈良の本当の魅力がどこにあるのか。そのヒントが『万葉集』にあるかもしれません。日英バイリンガルの写真集です。