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奈良教育大学名誉教授・奥田喜八郎先生による 「奈良県英語ゼミナール 第5号」 発売中!

奈良教育大学名誉教授・奥田喜八郎先生による
「奈良県英語ゼミナール 第5号」 発売中!
奈良教育大学名誉教授・奥田喜八郎先生のゼミナールに対応した、小冊子の第5号が発売になりました。
英語教育活動について論じられていますので、ぜひお買い求めください。

<著者のことば>
読者の皆さんへ

『奈良県英語ゼミナール』(第5号)が出来上がりました。皆さんに、一読をお薦めします。

英語力よりも、英語という言語能力を高め、広め、深めよう!

今年度の高等学校入試の「聞き取り検査」の英語の問題が、新聞紙上に公開されました。拝見すると、不自然な英文が目立ちます。原因は、問題作成委員は、中学校・高等学校・大学での、10年間以上の学校英語教育において、優秀な成績を修めた先生方ですが、ただ単に、「英語」のみの学習であったかと思われます。表面的な「英語力」だけだと、無理なく、且つ、自覚することなく、作成した英語問題はところどころ不自然な文意となっている、その隙間に気づくことなく、自己満足に終始するものです。やむを得ません。

それでは、「英語という言語」とは、一体、なにか、です。思うに、それが、「言語習得は、母語も外国語も、その内容を理解することによってのみ、自然に習得する」というのが、奥田の目指す「実践的英語活動」に繋がるのです。それというのは、まず、
(1)英語単語の1語1語のもつ、歴史的足跡を1歩1歩辿ることです。これは「語源学」です。英語でいうと、Etymologyの分野です。
高度な英語単語はだいたい「ギリシャ語・ラテン語」にたどり着きます。
(2)さらに、『印欧祖語』の分野を散策することです。英語でいうと、“Proto Indo-European Roots”を調べることです。

たとえば、高等学校や、大学・大学院で学ぶ英語は、高度な英単語です: conversationと、communicationとか、characterと、personalityとの相違を知りたければ、両者の歴史的足跡を辿ることです。すると、貴方は、かならず、「西洋古典学」に辿りつきます。それを体験することです。

たとえば、中学校の英語教科書を見ると、イギリスの子どもたちにとっての「母語(mother /native/ tongue)」です。これは、「ゲルマン祖語(Proto Germanic)」がわかると、しめたものです。しめしめ、です。以下の易しいが、厄介な動詞です。
  talk, speak, tell, say
などの動詞のそれぞれの内容がわかりますか。使い分けられますか。むろん、皆さんは、それぞれの意味が解るとおもいますが。「言う」「話す」「語る」だけだと、それは単なるあなたの英語力ですが、しかし、それだけだと、やっぱり、不自然な英語力です。こころみてください。

著者  奥田 喜八郎

公開日/2014年05月02日
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