下天を謀る 上・下

出版年月日:
2009/11/01
カテゴリ
歴史
著者:
安部龍太郎
出版社:
新潮社
税込価格:
1,760円
ページ数:
326P
ISBN13:
978-4-10-378807-2
ISBN10:
4-10-378807-0

スタッフレビュー

郡山店スタッフおすすめ [山口さん]

大和郡山100万石の城主、豊臣秀長の薫陶(くんとう)をうけ、領民のための政治を心がけ、戦国最強の武将となる藤堂高虎。秀長の死後、豊臣政権に失望し東軍に組し諜報組織を動員。関が原の戦をアレンジした情報力、築城革命と都市計画をプランし、現代に数々の城を残す。
トップを避けて参謀役に廻り、江戸幕府をプログラムした男の物語。読み応え充分!

内容紹介

ソニーとCIAを併せたような智謀――。戦国最強のNo.2、藤堂高虎見参!乱れ荒んだ天下を情報戦略によって再編成したインテリジェンス。関ヶ原の戦いを短期間でアレンジした外交術。築城革命と都市計画を推進した技術力。晩年の秀吉を敬遠して家康に与した情勢判断力――しかし高虎はトップを避けて参謀役に廻り続けた。サバイバルの果てに江戸幕府の基礎を設計した、巨漢大名の壮大な生涯。