疫病の古代史 天災、人災、そして

出版年月日:
2023/07/24
カテゴリ
古代史
著者:
本庄総子
出版社:
吉川弘文館
税込価格:
1,870円
ページ数:
208P
ISBN13:
978-4-642-05973-2
ISBN10:
4-642-05973-3

内容紹介

歴史文化ライブラリー 573

疫病の流行により多くの人命が失われた古代。それは単なる自然災害だったのか。藤原四兄弟が全滅した天平の大流行をはじめ、奈良・平安の都を繰り返し襲った事例を読み解くと、都市環境、食料生産体制、文化や倫理など、当時の社会の構造的問題がみえてくる。疫病対策や死者数の実態に触れつつ、ヒト社会の「隣人」ともいうべき疫病の姿に迫る。