心ときめく本に出会った。
友人と書店で待ち合わせ。少し時間がある。何となく棚を見ていると、素朴な表紙が視界に入ってきた。
『漢字はうたう』(あかね書房)。漢字が歌う?
本を開く。うわあ~もうダメ。荷物になるのに買ってしまった。
家に帰って声に出して読んでみる。漢字がこんなにも魅力的だとは…..。「春」から「来」まですべてが素敵すぎる。
さて、これもほんの少し余分な時間があったから出会えた本。まさに、余分なことをする大切さと、楽しさであろう。
今度少しだけ遠回りをして家に帰ってみよう。いつもと違う景色、新たな発見が待っているかも。本を通してふとそう思った。