「赤塚りえ子「バカボンのパパよりバカなパパ」を読んで」
旧満州で生まれた人。戦後日本に帰り、当社啓林堂の本社のある大和郡山で少年時代をすごした人。若い時はとってもシャイで二枚目だった人。最初は少女マンガを描いていた人。永遠不滅のマンガキャラクター(おそ松くん、ちび太、イヤミ、デカパン、レレレのおじさん)を作った人、今や日本を代表するお笑いのタモリさんに目をつけ自宅に居候させて世に送り出した人、事務所のお金を2億円も横領して600万円しか戻ってこなかったときもその人をだって仲間だからと恨まなかった人、トキワ荘の中で一番売れるのが遅かった人。それがこの本の主人公 赤塚不二夫さんその人なのです。私の中では太陽の塔を作った岡本太郎さんに並ぶ日本の偉人です。(昔はどこの町にもちび太やレレレのおじさんみたいな人がいたような気がします) では最後に・・・「これでいいのだ」。